「経過利息」債券を売買するとき計算される

債券は、保有している期間に応じて利息を得るというのが基本的な考え方です。分かりやすくするために、額面が100円の債券を1万口購入する場合を考えます。この場合に、金利が2%であれば、1年間の保有によって2万円の利息を得ることができます。利払いは年1回とすると、1年が経過したときに2万円を得る事ができるのです。この債券を半年で売った場合、利払いは行われないことになります。そうなると、半年間保有をしていても、利息を得られないと言うことになりますから、売るべきではないと考えるのは自然な事でしょう。これでは売買を行う事ができませんから、半年分に相当する利息を受け取るべきだと考えられます。この場合、1万円分を受け取るのが妥当だと考えられるのです。保有している期間に応じて利息を按分すると考えるのが妥当です。
この利息のことを経過利息と呼びます。買い手が売り手に対して支払う事になりますから、買い手としては債券を購入するときに支払わなければならない費用の一つとして考えておく必要があります。買い手は、この利息を支払ったとしても、利払いの時にそれを上回る利息を受け取ることができますから、損失になるわけではありません。
森林01

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